パラの目標って?


んで本日の毛呂山は天気予報程には曇らず、薄日射す穏やかな気候。

とはいえ午後は雨予報だもんで、「降り出す前にやっちまえっ!」とグラハンにフライトに励んだり励まなかったり。

 

さてさてパラグライダーの最終的な目標と言いますか、目的って何?ってハナシ。

タンデムのお客さんと飛ぶ時は、山頂から飛び立ってランディング(着陸場)までほぼストレートに飛びますが、パイロットが一人で飛ぶときは自分の飛び立った場所よりもさらに上を目指します。

「プロペラも無いのにどうやって?」って思いますよねぇ奥さん。

 

晴れて地面が暖まると、そこの空気のかたまりが上昇しはじめます、これサーマルって言うんですけど、この中にとどまれるように円を描いて飛ぶと機体はどんどん上昇し、やがて自分が飛び立った場所より500mやがては1000m上空を飛ぶことも可能なわけです。

トンビが羽ばたかずに円を描きながら上昇していくのを想像してもらうと、まさにそのマネをパラグライダーはしているワケです。

たまぁに同じサーマルでトンビさんやカラスさんと一緒に飛ぶなんてな貴重な経験もしますが、さすがにそれを生業としている彼らの上昇スピードには敵うはずもなく、あっちゅう間にはるか上空まで行かれて置いてきぼりを食らいます。

 

 

早くこのスクールからそんな経験をする卒業生が出るといいなぁなどと思いつつ、暮れゆく埼玉の黄昏時なのですた。